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授業レポート Vol 10.「立花高等学校 × 西部ガス株式会社」
概要
2026年2月26日、立花高等学校にて、西部ガス様による出張講義が実施されました。今回のテーマは、「ガス会社が挑戦する新しいまちづくり」。高校1年生約20名を対象に、地域密着の西部ガスの取組や、安心して住み続けられるまちを実現するための「コミュニティナース」の紹介を通じて、健康に生きることはどういうことかについて考えていきました。
プログラム:No.11 コミュニティナースってなに?~ガス会社が挑戦するまちづくり~
授業ノート
■ 西部ガスが「まちづくり」に取り組む理由
授業の冒頭では、都市ガスや電気を供給するインフラ企業である西部ガスが、なぜ「健康」や「コミュニティ」に注力しているのかについてのお話がありました。西部ガスでは、エネルギーを届けるだけでなく、「安心して住み続けられるまち」を作ることがミッションであり、ガスや電気と同じように、近所に顔見知りがいる安心感や「生きがい」といった心の健康は、長く健康に住み続けるために不可欠な要素であることが伝えられました。
■ 「コミュニティナース」という新しい仕事
西部ガスが取り組む「コミュニティナース」とは、看護師資格の有無に関わらず、まちの人のつながりやウェルビーイングを支える存在であり、病院での医療行為ではなく、まちの日常の中で「心身の健康」をサポートします。コミュニティナースが、あえて「まち」に出る理由として、病気の前段階でのアプローチ(予防)や孤独感の解消といった心のケア、さらには生きる目的を見つける手助けが、その人の健康維持だけでなく、医療現場の人手不足という課題の解決にもつながる「未来の医療福祉」であることが伝えられました。
■ 地域の元気を生み出す「仕掛け」
具体的な事例として、福岡市六本松にある「たねばこ(まちの保健室)」の活動が紹介されました。この場所はコミュニティナースの活動拠点であり、絵本や楽器、玩具など、日常の「小さなきっかけ」から地域のつながりを生む仕掛けが散りばめられています。講師が持参した「けん玉」もその一つで、生徒が実際に技を決めた瞬間に大きな歓声が上がると、こうしたきっかけが多世代の交流や、小さな成功体験、そして自信につながる大切な要素になると語られました。
■ 講師からのメッセージ
「健康に生きる」とは、一体どういうことなのでしょうか?単に「病気ではない状態」だけを健康と呼ぶのか、あるいは怪我をしたらそれだけで不健康と言えるのか。皆さんには、ぜひ自分なりの「健康」について、改めてじっくりと考えてみてほしいと思います。そして、それと同時に「地域とのつながり」もぜひ大切にしてほしいと思います。
参加者の声
■ 生徒
・西部ガスの人がなぜコミュニティーナースをするのか分かりました。また、人との繋がりがいかに大切か分かりました。
・コミュニティナースは、地域を元気にするために、たくさん工夫をしてくれていることがわかりました。色々な玩具だったり、楽器、本など様々なものから生まれる関わりはとても大切なのだなと心に残りました。
・医療福祉などの授業は元々関心があったのですが、今回受けた授業で関心がとても深まりました。医療福祉やその他地域と関わるような職業に関する授業を受講してみたいです。
■ 先生
・西部ガスさんがガス事業だけでなく、さまざまな取り組みをされていることを知り、大変驚きました。「コミュニティナース」という職業も知らなかった生徒が多い中、生徒にとっても新しい発見となり、とてもよい学びの機会になりました。最後に「健康に生きるとは」というテーマについても、以前みんなで考えたことがあり、今回改めて考える時間が持てたことが良かったです。成功体験することや誰かとのつながりを持つことの大切さを感じ、そのきっかけを自分自身も作っていきたいなと思いました。お忙しい中、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
お問い合わせ
今回は、立花高等学校様の保健体育の授業の一環として、西部ガス様による「コミュニティナース」の取り組みを紹介するプログラムをご活用いただきました。本ポータルでは、キャリア教育や探究学習だけでなく、各教科の学習内容とも連動し、幅広く活用いただけるプログラムをご用意しています。プログラムの申し込みに関するご質問や事前のご相談は、お問い合わせフォームまたは、メール(support@fukuokacareer.com)にてお気軽にご連絡ください。
中高生の多様な職業体験機会等の創出事業
企画:福岡市 / 運営事務局:EduPorte株式会社(事務局担当者:宮崎・田中)