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授業レポート Vol 5.「飛鳥未来高等学校 福岡博多キャンパス × 行政書士はくかわ法務事務所」
概要
2026年1月19日、飛鳥未来高等学校 福岡博多キャンパスにて、行政書士はくかわ法務事務所による出張講義が行われました。今回のテーマは「行政書士のお仕事!!法律と身近なトラブル解決の方法を学ぼう!」。高校1年生と高校3年生の約30名を対象に、行政書士や法律に関わる仕事に興味について、クイズや図解を通じて分かりやすく解説していただきました。
プログラム:No.11 行政書士のお仕事!!法律と身近なトラブル解決の方法を学ぼう!
授業ノート
■ 行政書士って何?
行政書士の仕事は一般にはあまり知られていませんが、国や自治体に提出する許可申請書や届出書、権利義務に関する書類の作成等を行う専門家です。その種類は9,000〜10,000にも及ぶとされています。例えば、ラーメン屋を開業する場合、「飲食店営業許可」の申請書類を作成し、提出する必要がありますが、こうした手続きをサポートするのが行政書士です。また、相続の分野でも行政書士は活躍しています。家庭内での財産の相続について、マンガやアニメの家族を例にしながら、誰かが亡くなった場合に誰に相続権があるのか、どのような割合で相続されるのかを、分かりやすく説明してくださいました。相続する家族がいない場合、財産が国に帰属することを知り、生徒たちは思わず驚きの声を上げていました。
■ 遺言の大切さ
「遺書」と「遺言」は混同されがちですが、遺言とは、自分の財産の相続や分配の取り決めについて、生前に法的効力をもって記す文書のことです。遺言の作成率は、日本では約10%にとどまる一方、イギリスでは約80%に達しています。この違いの背景には、日本では長男が優先されてきたという文化的背景があるとされています。遺言がない場合、相続を行うためには、相続人全員で話し合いを行い、「遺産分割協議書」を作成する必要があります。そのため、遺言がないと、相続をめぐるトラブルが発生しやすくなり、いわゆる「争族」と呼ばれる状態に発展することもあります。
■ 講師からのメッセージ
授業の最後には、「大切なことは『知ること』です。世の中には、私たちの生活を支える重要な法律や制度があります。正しく知ることで、無用なもめごとを防ぎ、笑顔を増やすことができます。また、日頃から家族と良好なコミュニケーションを取り、仲良くしておくことも大切です。そうした関係性があれば、いざというときにも物事をスムーズに進めることができます。『今』を大切にしながら、『未来』はもっと大切にしていきましょう。」というメッセージが伝えられました。
参加者の声
■ 生徒
・行政書士について詳しくわかったし、相続についても理解することができたのでよかったです!
・相続は私も他人事ではなく、知っておくべき知識をつけられてとてもためになる授業でした!
・「今を大事に、未来はもっと大事に」という言葉が印象に残りました。ありがとうございました。
■ 先生
・「相続」をテーマに実施いただきました。生徒にとってはテーマだけ聞くと聞きなじみのないものでしたが、イラスト資料やレジュメをご準備いただいたことで、わかりやすく生徒を巻き込みながら授業展開していただけました。授業終了後も生徒自らが先生に質問しに行くなど、生徒にとって非常に興味深いものとなりました。ありがとうございました。
お問い合わせ
飛鳥未来高等学校 福岡博多キャンパス様では、生徒のみなさんがさまざまな職業に触れられるよう、「総合的な探究の時間」の中で4週連続で複数のプログラムを組み合わせてご活用いただいています。多様な業界・分野のプログラムがそろっていることは、「福岡市キャリア探究ポータル」の大きな魅力のひとつです。ぜひ一度、各プログラムの詳細ページもご覧いただき、授業内でのより幅広い活用をご検討いただければ幸いです。申し込みに関するご質問や事前のご相談は、お問い合わせフォームまたは、メール(support@fukuokacareer.com)にてお気軽にご連絡ください。
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企画:福岡市 / 運営事務局:EduPorte株式会社(事務局担当者:宮崎・田中)